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板谷波山

板谷波山 略歴

1872年(明治5) 茨城県真壁郡に生まれる。
1889年(17歳) 東京美術学校彫刻科に入学。岡倉天心・高村光雲らに学ぶ。
1894年(22歳) 卒業。美校受験者のための開成予備校で彫刻、攻玉社中学で図面を教える。
1896年(24歳) 石川県工業学校に彫刻科の主任教諭として働き、本格的に陶芸を開始する。
1903年(31歳) 辞職。東京高等学校窯業科嘱託となり、北区に工房を構える。
            この頃故郷の筑波山に因み、号を「波山」とする。
1906年(34歳) 日本美術協会展に出品、技芸褒状一等を受賞。
1908年(36歳) 日本美術協会展に出品、銅賞牌を受賞。
1909年(37歳) 日本美術協会展委員になり、皇后陛下に作品を献上。
1911年(39歳) 全国窯業品共進会で「白磁鳳凰文花瓶」「彩磁印甸亞文花瓶」が
            一等賞金牌を受賞。
1914年(42歳) 大正天皇即位記念東京大正博覧会にて「葆光彩磁孔雀唐草文大花瓶」で
            金牌受賞。
1917年(45歳) 第57回日本美術協会展にて「珍果花文花瓶」で金牌受賞。
1953年(81歳) 陶芸家として初となる文化勲章を受章。
1954年(82歳) 横山大観と共に茨城県名誉県民に推挙される。
1960年(88歳) 重要無形文化財萩保持者として認定されるも辞退する。
1963年(91歳) 死去。





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